うちの息子5歳は、スイミングスクールに通っています
泳ぎ終わった後、濡れた髪を拭いたり服を濡らさないために「タオルキャップ」をかぶっている子がたくさんいました
息子はタオルキャップを持っていなかったのですが、そんなある日

ママー!
ぼくもタオル帽子ほしい!
ふわふわのやつ!!

タオルキャップほしかったの?
じゃあタオルで作ってみるね!
息子からのリクエストを受けて、子供用タオルキャップを作ることに!
- 耳付きタオルキャップ
- 三角帽子型のタオルキャップ
今回、息子の要望に応えるためにシンプルデザインの子供用タオルキャップを2種類作りました
なるべく切ったり縫ったりせずに作れる方法を紹介しますね
子供用タオルキャップの材料を確認/フェイスタオル・平ゴムで作れる!

プールやお風呂上りに、濡れた髪を拭いたり服を濡らさないためにかぶるタオルキャップ
「ヘアキャップ」「タオル帽子」と呼ばれることもあります
既製品にもかわいい商品がたくさんありますが、子供用のタオルキャップならフェイスタオルで簡単に作れるんです!

とても簡単に説明すると、フェイスタオルを半分に折って袋状に縫い、かぶるところにゴムを付ければ完成(笑)
今回はひと手間加えて「耳付き」「三角帽子」デザインにしました
材料の購入は100円ショップでOK!手持ちのタオルや洋服のゴムをリサイクルするのもあり
子供用タオルキャップの材料は、100円ショップでそろいます
家に余っているタオルや、着なくなった子供服のウエストゴムを使用してもOKです
※ショートヘアサイズのため、髪が長い場合はタオルキャップに入り切らない場合があります
※フェイスタオルのサイズはメーカーや商品により異なります
今回はセリアのふんわりフェイスタオルを使用しました
幅は28cmです
5歳の息子にはジャストサイズでした
今回は息子のリクエストが「ふわふわの白タオル」
キャラクター柄など、子供にタオルを選んでもらうといいですね

このタオル、端はすべてロックミシンをかけてあるので、重ねて縫うときに分厚くなりにくいです
パイルの目が細かくふわふわなので、ハサミでカットしただけだと切りカスがポロポロ落ちるので注意してください
平ゴムは、息子のサイズアウトしたパジャマのウエストゴムを使用

頭のサイズに丁度良かったので、ズボンのウエスト部分を切ってゴムだけ取り出しました

今回取り出したウエストゴムは輪っかになっていたので、切らずにそのまま使ってみました
もし使いにくい場合は、輪ではなくまっすぐにしても大丈夫です(縫い合わせている部分の糸を抜くか、適当なところで切ればまっすぐな平ゴムにできます)
子供用タオルキャップの作り方!ミシンでも手縫いでもOK

今回は耳付きのタオルキャップと三角帽子型のタオルキャップの作り方を紹介します
見た目の違いだけでなく難易度も多少変わりますので、作る前に確認してみましょう
耳付きタオルキャップの方が簡単なので、ソーイング初心者さんにおすすめです!
耳付きのタオルキャップはハサミ不要で作れます!
耳付きのタオルキャップの作り方
かわいい耳付きタオルキャップは、タオルを切らずに作れるのでおすすめです!
まずは簡単に手順をチェック、次に詳しい説明を載せています
- タオルの表を内側にして2つ折りにし、折り目を上にして置く
- 左右の端をミシンまたは手縫いで縫い合わせる
- 下を折り返して平ゴムを入れる部分の幅を決める
- 輪になった平ゴムを入れてタオルを縫う
- ひっくり返して耳を作ったら完成
1.タオルの表を内側にして2つ折りにし、折り目を上にして置く

今回のタオルは裏表がないので適当に2つ折りにすればOK
柄のあるタオルなら、柄が内側になるように2つ折りにして置いてください
2.左右の端をミシンまたは手縫いで縫い合わせる

点線部分をミシンや手縫いで縫います
3.下を折り返して平ゴムを入れる部分の幅を決める

平ゴムの幅プラス1cmくらいで、平ゴムを入れる位置を決めてタオルを折ります
実際に平ゴムをそわせてタオルを折る位置を決めました(画像参照)
4.輪になった平ゴムを入れてタオルを縫う

輪にした平ゴムを、手順3で決めた折り目に入れてタオルを縫います
タオルを縫う時に平ゴムごと縫ってしまわないように気を付けましょう
5.ひっくり返して耳を作ったら完成

タオルをひっくり返して表にします
上の左右の角をつまみ、リボンで結んだりして耳の形にします
耳の形が崩れないよう、適当に縫い留めておきましょう
リボンやひもがない場合は縫い留めだけで耳の形を作れば大丈夫です
これで完成です!

息子に逃げられたので着画はありません(笑)

ママー!
三角帽子にしてー!!
デザインのリクエストが具体的になってきました・・・
では、三角帽子型のタオルキャップも作ります!
三角帽子型のタオルキャップの作り方
息子のリクエスト、三角帽子型のタオルキャップの作り方です
まずは簡単に手順をチェック、次に詳しい説明を載せています
- タオルの表を内側にして2つ折りにし、折り目を上にして置く
- 下端の平ゴムを入れる部分の幅を決める
- 手順2で決めた部分より上で両端を斜めに縫い、三角にする
- 手順3で縫った外側の余分なタオルを切り、端を処理する
- 手順2で決めた部分を参考にタオルを折り、輪になった平ゴムを入れてタオルを縫う
- ひっくり返して完成
1.タオルの表を内側にして2つ折りにし、折り目を上にして置く

今回のタオルは裏表がないので適当に2つ折りにすればOK
柄のあるタオルなら、柄が内側になるように2つ折りにして置いてください
2.下端の平ゴムを入れる部分の幅を決める

ここで平ゴムを入れる部分を決めておきましょう
タオルの下端から「平ゴムの幅×2+約2cm」の位置を確認し、平ゴムを入れるときに使う部分を決めます
3.手順2で決めた部分より上で両端を斜めに縫い、三角にする

平ゴムを入れるときに使う部分から上が三角の形になるように、点線のところを縫います
一番上は尖らせずにタオルの折った部分を残しておくと、縫う部分が少なくなり、最後にひっくり返すときも簡単です
4.手順3で縫った外側の余分なタオルを切り、端を処理する

三角になるように縫ったら、余った部分はロックミシンでほつれないようにカットします
ロックミシンがない場合は次を参考にしてみてください
5.手順2で決めた部分を参考にタオルを折り、輪になった平ゴムを入れてタオルを縫う

下端を折って内側に平ゴムを入れたら、点線の位置で縫います
平ゴムごと縫ってしまわないように注意しましょう
6.ひっくり返して完成

ひっくり返せば完成です

リボンやボタンを付けてデコレーションしてもかわいい!
(息子はシンプル派だったので今回はなし)


ふわふわでかわいい!
お気に入りになったよー!
おまけ:輪にしていない平ゴムの入れ方

タオルキャップのかぶる部分に平ゴムを通してから輪にする場合は、平ゴムを通す入り口を作る必要があります
画像のように一部を縫わずに開けておき、ゴム通しなどを使って平ゴムを通しましょう
細い平ゴムの場合は結んで輪にしても大丈夫です
幅広の平ゴムの場合は、輪になるように縫いましょう(結んで輪にすると結び目がデコボコしてかぶりにくい)
平ゴムを通した後に入り口は縫わなくても大丈夫です
子供が気に入ったタオルで手作りタオルキャップ!まとめ
今回はキッズサイズの耳付きタオルキャップと三角帽子型タオルキャップの作り方を紹介しました!

どちらのデザインもかわいくておすすめなのですが難易度は変わってきます

耳付きタオルキャップの方が簡単なのでおすすめです

ぼくは三角帽子がほしかったから、作ってもらえてうれしかったよ!
スイミングの時だけでなくお風呂上りに使うこともできます
タオルキャップをかぶっている子供の姿はとってもかわいいので、ぜひ作ってみてくださいね!
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